なぜベビーマッサージをするか!?というと、赤ちゃんも大人と同じように首や肩が「こる」から!
・・・ということではありません。
ベビーマッサージとは、お母さんと赤ちゃんとのマッサージを介したコミュニケーションです。
子どもが肉体的・情緒的・知的で健やかに成長されるためには、
皮膚刺激が重要な役割を果たすことが分かってきました。
頭だけを鍛えて体を置き去りにするのではなく、刺激すること、つまり肌が触れ合うことに意味があり、
それこそが知性の活動をも伸ばしていくのです。
胎児期から子育てははじまっています。
環境の急激な変化は、生まれてくる赤ちゃんの状況大きな変化を生み出しています。
女性の労働環境の変化、共働きの増大、車やメディアの急激な普及、食生活の変化など、あげればきりがありません。
生まれてきた赤ちゃんは、肌や五感を通して、外からの刺激をうけて成長するのです。
それは昔からかわらぬ1対1での交流の中で子どもは育っていくのです。例えばオシッコをして不快になった赤ちゃんは泣いて大人に知らせ、大人がきれいにしてあげて、オムツやパンツをかえて、快の状態にしてあげる。
毎日毎日のこんな営みの中で赤ちゃんは人間への信頼を感じていくのです。
乳幼児期の子どもには育つ順番があります。人間が本来もっている本能にもとづく活動を土台にして身体をしっかりそだてることがまず大切です。その中から心が育っていくのです。
今急激にすすむ乳幼児からの早期教育は発達の順番を守っていません。まずは早寝早起きの生活リズムを整え、しっかり食べて、人とかかわりながらしっかり遊びこむことが大切です。
そんな子育てをいっしょに教えあう仲間づくりをしていきましょう。
こばと保育園 前園長 福井英二
こばと保育園
〒811-1355 福岡市南区桧原4丁目36-25
TEL 092-565-2847